脳梗塞後の運転免許

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入院からリハビリ

脳梗塞の入院からリハビリを経て、車の運転を開始までの流れを示しておきます。高次脳機能障害と呼ばれる障害が残る可能性がありますので、訓練や試験が必要になる場合があります。

脳梗塞になったら、以下の流れで進んでいきます。

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(1)脳梗塞で病院へ入院

急性期と呼ばれるため、救急病院等医療機関に入院します。 発症・治療直後は全身状態が変化しやすいため通常の病院に入ります。

(2)病院を退院

(3)リハビリ病院へ入院

回復のためのリハビリ病院へ転院します。 急性期を脱したので、症状に応じて様々なリハビリテーションが開始されます。

(4)リハビリ病院を退院

(5)リハビリ通院

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私の場合、(1)と(2)は半月程度で、(3)(4)は1ヶ月程度でした。

脳梗塞と言うと、一般的に右手(左手)、右足(左足)の麻痺などの後遺症が残りますが、
私の場合、幸い手足の麻痺はまったく無です。

但し、文字が書けない、キーボートが打てない、右側に傾く等の症状がありましたが、リハビリによって改善してきました。

現在は、(5)のステージです。

車の練習は、(5)になってから始めました。シュミュレーターと呼ばれる機械で練習しました。
シュミュレーターは、以下のようなものです。

シュミュレーターで週1で1時間、2ヶ月ほど練習しました。いつまで練習をやるの不安になったためリハビリの先生に聞いたところ、明確な答えが聞けませんでした。

そこで運転免許センターの「適正相談」係に電話をしたところ、

(1)運転免許センターから「診断書のフォーマット」が送られてくる

(2)医師に診断書を書いてもらう

(3)診断書を運転免許センターに送付する

とのことでした。

(3)の内容を見て。以下の中から1つを連絡するとのことでした。

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(a)適正試験なしで乗れる
(b)適正試験に合格すればで乗れる
(c)運転するのは厳しい
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後日、担当医に「診断書」を書いていただきましたので、運転免許センターに送付しました。私の場合、(a)だったので、以下の通り。

  • そのまま何もしなくても乗れる
  • 免許証の裏書不要(適正検査も不要)
  • 但し、免許の更新前に「診断書」が送付されるので、医師に記入してもらい、運転免許センターに送付。

運転免許は、正常であることが前提となるため、脳梗塞は例外です。正しい手続きで免許証をとりましょう。もし(b)の場合、適正試験に合格したら、免許証の裏に記入されます。

診断書のフォーマット

診断書のフォーマットは、以下の通りです。

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レンサバ