画層は、レイヤーとも呼ばれます。レイヤーと言った方が馴染み深いかもしれません。
レイヤーは、以下のように複数枚の画像に、独立して異なる図形や情報を保存しておくものです。
DXFファイルの中に含まれる図形は、いずれかのレイヤーに属します。レイヤーに属しない図形はありません。
レイヤーに属するデータは、以下の通りです(AutoCAD2007以降)
- 色
- 線種
- 線の太さ
- 印刷スタイル
- 印刷 可・不可
- マテリアル
レイヤーに関する情報は、TABLESセクションにあります。
DXFファイルには、必ず1つ以上のレイヤーが含まれます。以下はLINEで定義されちるレイヤー名です。
~省略~
0
SECTION
2
ENTITIES
0
LINE
5
242
100
AcDbEntity
8 <--- 文字列タイプ
0 <--- レイヤー名
100
~省略~
ENTIESセクションの個別の図形定義に レイヤーが設定されていますが、その後に色、線種が設定されている場合には、レイヤーより個別の設定の方が優先されます。