DXFのENTITIESのTEXT項目の位置合わせについて、説明します
- 位置合わせは、左右(左、中心、右)、上下(上辺、中央、基準線、底辺)の2つがあります。
- 図で表すと以下のようになります。底辺とはyやgなどのように基準線から、はみ出るものです。
- グループコードが72は、 水平方向の位置合わせタイプ。73が 垂直方向の位置合わせタイプです。 いずれも省略可です。
サンプルのDXFファイルは、以下のようになります。
- グループコード72が定義されており、グループコード73は省略されています。
- グループコード72で 水平方向の位置合わせが右、 グループコード73は省略されていますので基準線になります。
- グループコード11,21,31で文字の右側の位置合わせの座標が分ります。
- グループコード10,20,30は、左側の位置合わせの座標になります。
TEXT <-- TEXTラベル
5
7244
330
1F
100
AcDbEntity
8
001_文字
100
AcDbText <-- TEXT内のAcDbTextラベル
10
-1000.0 <-- 左のx座標
20
-2000.0 <-- 左y座標
30
0.0
40
59.99999999999972 <-- 文字高さ
1
Abygke <-- 文字列
7
MS ゴシック
72
2 <-- 文字列は、右
11
-800 <-- 右のx座標
21
-800 <-- 右のy座標
31
0