概要
AutoCADのこれは使えるコマンド集を集めました。
以下は、*.scrファイルを作る際の留意事項です。
- コマンド名やオプションの入力は、大文字・小文字関係なし
- スペース(空白)や改行は、[Enter]キーを押下したのと同じ意味をもつ
- ファイル名などに空白が含まれる場合、”(ダブルクオート)で囲む
- 先頭に、:(セミコロン)がついた内容はコメントとして扱われる
- ダイアログボックスを使用するコマンドは、事前にシステム変数FILEDIAやCMDDIAの値を0にする
- コマンドによっては、先頭に-(ハイフン)をつけることで、ダイアログを使用せずに実行可能
- ファイルの最終行は、空白にすること
内容
作図
No | エイリアスコマンド | 英語コマンド | 内容 |
1 | L | LINE | 直線のセグメントを作成します |
2 | PL | POLYLINE | 2Dポリラインを作成します |
3 | C | CIRCLE | 円を作成します |
4 | A | ARC | 円弧を作成します |
5 | REC | RECTANG | 長方形のポリラインを作成します |
6 | H | HATCH | 囲まれた領域もしくは選択中のオブジェクトをハッチングします。 単一色やグラデーションでの塗りつぶしも可能です |
7 | O | OFFSET | オフセット |
8 | REN | LENGTHEN | 長さ変更 |
修正
No | エイリアスコマンド | 英語コマンド | 内容 |
1 | CHA | CHAMFER | 選択中のオブジェクトの角を斜めに切断します |
2 | F | FILLET | 選択中のオブジェクトのエッジを丸めます |
3 | E | ERASE | 選択中のオブジェクトを削除します |
4 | CO | COPY | 選択中のオブジェクトを指定方向・指定距離に複写します |
5 | AR | ARRAY | 選択中のオブジェクトを複数個複写し、パターン配列を行います |
6 | M | MOVE | 選択中のオブジェクトを指定方向・指定距離に移動します |
7 | MI | MIRROR | 選択中のオブジェクトを鏡像コピーします |
8 | RO | ROTATE | 選択中のオブジェクトを回転させます |
9 | S | STRETCH | 選択中のオブジェクトをストレッチします |
10 | TR | TRIM | 選択中のオブジェクトに対し、ほかのオブジェクトとぶつかる位置でトリムします |
11 | O | OFFSET | 選択中のオブジェクトに対して同心円、平行な線、平行な曲線を作成します |
12 | X | EXPLODE | 選択中の複合オブジェクトを構成要素単位まで分解します |
13 | EX | EXTEND | 選択中のオブジェクトをほかのオブジェクトのエッジとぶつかるまで延長します |
14 | J | JOIN | 選択中の複数のオブジェクトを、単一の離れていないオブジェクトに変換します |
15 | RE | REGEN | 現在のビューポートの図面全体を再作図します |
図面関係
No | エイリアスコマンド | 英語コマンド | 内容 |
1 | SC | STRETCH | 尺度変更 |
2 | DIM | | 寸法記入 |
3 | T | MTEXT | マルチテキスト |
4 | DT | TEXT | ダイナミック文字 |
参考
AutoCAD コマンド一覧
『AutoCADマクロ講座』
※2022/04/21 更新*** まえがき ***この「マクロ講座」は、AutoCADのマクロ講座です。この講座が、少...